藤原道山、妹尾 武、古川展生@浜松市天竜壬生ホール 2006.9.20
2006年 09月 20日

男三人衆、久しぶりに集結して浜松へ演奏の旅に行って参りました。
天竜辺りを訪れるのは小学生の頃、家族で旅して以来。
平成十七年に、天竜川・浜名湖地域12市町村が合併して新「浜松市」になったらしい。
浜松で新幹線を降りて車で移動。
右に見えるローカルな佇まいの遠州鉄道に沿って北へ、
しばらくして天竜川を渡る。
午後の日射しが流れる水面に反射して美しい。
山の麓にある会場はまだ出来て間もないらしく、木を生かした洗練された建物だった。
後で聞くとなんと、総檜らしい。
↓リハーサルの模様



音を出してみると響きも良く、それを楽しみながら客席のみなさんと僕達の音のキャッチ・ボールが静かに始まる。
今年春、NHKの「しぶやライブ館」という番組の収録のために、僕がこの三人の音楽珍道中をイメージして書いた『Best Friend』という曲をバック・トラック無しで初めて演奏した。
尺八、チェロ、ピアノ、合わせてみれば何の違和感もない楽器、そしてそれを奏でる僕たちの組み合わせ。
必然か偶然か、それはわからないけれどそんな出逢いを大切に感じながら音の旅を続けられたらと思う。
この夜、三人揃って深酒してしまったのは言う間でもない。
翌朝、余韻もつかの間。
僕は浜松を後にして、プロモーションと取材を兼ねて二日間故郷の神戸へ。
そしてその次の日には河口湖で大好きな夏に別れ。
どうか晴れますように・・・

by senoo1969
| 2006-09-20 17:00
| 日々徒然