港めぐりツアー @ 長崎 2006.8.27.

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『港めぐりツアー2006』、長崎に行って参りました。

門司港の翌日、博多駅から特急「かもめ」に乗って終点長崎駅へ。
この列車は長らく旧国鉄時代の車両を真っ赤に塗った「赤いかもめ」が活躍していましたが、
2000年春、日本と阿蘭陀の交流が始まって400年という記念すべき年にあわせて、
「白いかもめ」の新型車両にリニューアルしたそうです。
車体横にはかもめをイメージしたシンプルなエンブレムが刻まれています。
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会場は、旧香港上海銀行長崎支店記念館。
南山手にほど近いこの辺りは幕末から明治時代にかけて外国人の居留地だったところで、 現在も多くの洋館が点在する異国情緒豊かな界隈です。
去年初めてここでピアノを弾かせてもらった時、響きの良さと雰囲気にノックアウトされました。
そんな場所で今年もコンサートができて嬉しかったです。
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ちなみに僕が初めて長崎を訪れたのは1994年。
どうしても端島(軍艦島)を見たくて行ったのが最初です。

炭鉱で栄えて消えたいった小さな島の街。
少年の頃に観た公共広告機構のCMの映像が目に焼き付いていて、
それがこの島だと知っていつか行ってみたいとずっと思ってた。
振り返れば昔から島とか好きだなオレ(笑)

この小さな島に大正時代に建設された日本最初期の鉄筋コンクリート造の高層アパートを皮切りに、高層アパート群が次々に建設され、各棟をつなぐ複雑な廊下は通路としても使われ「雨でも傘を差さずに島内を歩ける」と言われたといいます。
実際に散策したけど本当に迷路みたいだった。(現在、島への上陸は禁止されているらしいです。)
僕はその当時、一枚の古い地図を片手に、この端島にいちばん近そうな野々串というところでバスを降りてふらっと港へ向かい、漁師さんに東京から来た学生ですと無理を言って安い手持ちの金で渡航してもらった。
懐かしい夏の冒険の旅であります。
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僕が1994年と鮮烈に記憶しているのは、たまたま端島を訪れたのが閉山20年の年だったから。閉山して行く先も知れず、悲しみに立ち止まりながらも必死で生き抜こうとした人たちのメッセージが20年越しに聞こえてくるような気がしたのを今でも覚えています。

不思議だったのは、今では廃墟になってしまったその島に在るはずのない生活のぬくもりや人情が残照のように感じられたこと。おそらくこの島には住んでいた人たちの想いや魂が住み続けているのだろうと思った。
出来るなら栄えていた当時の端島で出張コンサートをやりたかった。
実は僕が書いた「キセキノハナ」や「いま、会いにゆきます」はこの場所もルーツの欠片だったりします。
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そんな思い入れのある長崎での二回目の「港めぐりツアー」、
その本編ラストで弾いた「キセキノハナ」で花火が上がるというハプニングもありました。
さらにそのあと同じ空からざあざあと雨が降るという、まさに出逢いや別れの交差する思い出深い夜になりました。
みんな無事に帰ったかな?
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偶然、中学時代の先輩が単身赴任で近くに住んでいるからと観に来てくださって、そのあと朝方まで約二十年振りの再会に杯を交わしました。
一瞬、詰襟時代の自分に戻った気がしました。
そんな長崎は僕にとって奇蹟を呼ぶ街とでも言っておきましょうか。
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来てくれたみなさん、ありがとうございました。
次は函館です。
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Commented by みるひゃ at 2006-09-01 19:54 x
おかえんなさ~い。そろそろあがってるかなっと思ってやってきました。
実は、会議直前の仕事中なので^^;
また後でじっくり見にきますね~。では。(逃走っ!)
Commented by Akiko at 2006-09-01 21:12 x
長崎は妹尾さんにとってまた思い入れのある土地だったのですね。「キセキノハナ」や「いま、会いにゆきます」のルーツの欠片でもあったとは。

長崎には一度だけ、大学時代に聖歌隊の演奏旅行で訪れました。一泊しただけで、観光らしい事はほとんどできませんでしたが、幕末から世界への玄関となっていた長崎ならではの異国情緒を、街や讃美をさせていただいた教会から感じたのを思い出します。

今度訪れる時にはひとつひとつの歴史を味わいながら、ゆっくりと時間を過ごしてみたいです。妹尾さんの音楽の中にある沢山の色の欠片を発見できるかもしれませんね。
Commented by 雨音 at 2006-09-01 23:54 x
残念ながら今年は長崎に行けなかったけど
素敵な写真をみていたら、去年の記憶が鮮明によみがえってきました。
夕暮れの金色の光の中で気持ちよさそうにピアノを弾く妹尾さん…
「新大阪」「島立ち」歌声とピアノの音がカラダに染みわたって
気がついたら涙があふれていました。
本当に幸せなひとときでした。
「新大阪」といえば!Skoop On SomebodyのTAKEさんが
ソロアルバムでカバーするんですよね。楽しみです。
いつか妹尾さんとTAKEさんの共演をみてみたいなぁ…
妹尾さんとKO-ICHIROさんのピアノの共演も!ぜひ!
Commented by みほまるこ at 2006-09-02 00:31 x
私は去年に引き続き二度目の参加でした☆ ラジオから流れてきたケミストリーを弾く妹尾さんのピアノを聴いて、生で聴いてみたい!!と思ったのがきっかけでした。納涼即興大会では残念ながら選んでもらえませんでしたが… 二度目の参加とゆう事で去年よりかは随分リラックスして鑑賞する事ができました(*^_^*)
ホンシャンはとってもいいとこですが、今度は是非佐世保の方にもきて下さいね!
サイン会の時は『妹尾さんが消えた( ̄□ ̄;)!!』と思いビックリしたら… あまりにも椅子低すぎですよね↓(^o^; 見ている方もしばらくは心臓ドキドキでした(>_
Commented by moppy at 2006-09-02 02:40 x
港めぐりの旅に出ている妹尾さん、素敵な空間でいい時間を過ごしていらっしゃって、幸せそうです。
軍艦島はずっと前にTVでみた記憶がありますから、妹尾さんの青春の1ページを映像のように感じることができました。
そういえば「いま会いにゆきます」のラストシーンも、かつての生活の音がきこえそうな廃墟のような場所でした。
そうですか、今はもう行けないのですね。でもまだ存在している・・・?

函館も、きっと素敵な写真をみせていただけるでしょうね。
楽しみにしています。
Commented by みるひゃ at 2006-09-02 07:14 x
会議は、あのあとヒートアップで10時過ぎに終わりました(おいおい)
端島(軍艦島)のことがあったので・・・。
かなり風化されて歩くにも危険なので「上陸禁止」となっております軍艦島。今、この島を「世界遺産にして残そう!」とがんばっている人たちもいます。数年前までは本当に「忘れられた島」といってもおかしくないくらい台風の爪あととかひどいものでした。(補修してもらってますけど・・・。)
・・・そういえば、ホンシャン(「旧香港上海銀行」です。妹尾さん^^;)も、「残してほしい!」という市民運動がなければ、今、あの場所はどうなっていたか分からないし、もちろん、妹尾さんのピアノの音を聴くなんて『夢のまた夢』だったんですよね。

「叫び続けなければ残せないのが『文化』」なのかと思うとちょっとせつないですね・・・。
(すっげ~大マジコメントになっちゃったみるひゃでした。てへ。)
Commented by ウィズ・ユー at 2006-09-02 14:12 x
妹尾さんは、本当に上手にコンサートの会場を選ばれますね。セピア色の素敵な写真の数々、有難うございました。
妹尾さんのあの音色が、この情景をバックに流れたかと思うと、行かれた方が羨ましいです~  私は神戸に参加しますが、同じ港めぐりツアーでも、また全然雰囲気が違うでしょうね。神戸は高いところから見下ろす海… 開演の時間を考えると夜景ですね。どんなになるのか、楽しみです。

ホンシャン(って言うんですね)を見ていて、京都文化博物館旧館とそっくり!と思いました。そこも元銀行だったレンガ造りの建物で、今はやはり演劇やコンサートの会場として使われています。
演劇の場合ちょっと声が響きすぎて、セリフが分かりづらくなったりするんですが、音楽、特にピアノにはいいような気がします。
いつか京都でコンサートをして頂ける機会があれば、そこはお薦めですよ!
Commented by タカサダ at 2006-09-02 14:52 x
本当は長崎には行く予定はしていませんでした。門司港のコンサートで
感動した私は、会場近くにローソンがあり、チケットが入手できたので急遽行くことを決めました。

長崎でも私のリクエストを弾いていただき、何よりも「即興大会」で“共演”
までできて前日以上に感激しました。
 私は『海岸に見える街』というイメージで即興していただきましたが、
実は本当は『対岸に見える街』だったんですよ。どうも私の発音が悪かったので妹尾さんには「海岸」に聞こえたみたいで、、、
でも今考えれば「海岸」でよかったなと思います。
『海岸に~』ほうが『材木座海岸』や『海に続く道』みたいですからね。

これを機にピアノを始めようという気になりました。これまで古い電子ピアノに時々触る程度でしたが、改めてピアノに挑戦してみたくなりました。
長崎のサイン会で妹尾さんからも「ピアノを始めてみたら」といったことを言われましたし。
いつかは人に聞かせられるぐらいにはなりたいものです。

本当に素敵で贅沢な時間をありがとうございました。
Commented by みっちぃ at 2006-09-02 23:25 x
今年も長崎に来てくださってありがとうございました(^▽^喜)
楽しい時間はあっという間でしたが、どうしても聴きたくてリクエストした曲♪を聴けたのにはかなり感動しました(>-<#)ありがとうございました!
次はホンシャンだけじゃなくて、九十九島の夕日をバックに佐世保にもピアノを弾きに来てくださいね!楽しみにしています☆彡
素敵な時間をありがとうございました。
Commented by asami at 2006-09-03 14:30 x
ちょうど1週間前の今頃は,仕事が長引き「せっかく整理番号10番なのに間に合わないっ」と焦っていました。結局渋滞もあり会場に到着したときには18:10でした(T_T) 
昨年に引き続き,今年も港めぐりツアー@長崎に参加することができました。妹尾さん,スタッフのみなさん,素敵な時間をありがとうございました。門司にも負けないくらいのハプニングがありましたが,それもまた良い思い出です。(それにしてもあの花火はすごいタイミングで始まりましたね) 掲載されている演奏中の写真に自分が写っているのを見つけ,ビックリ!でも妹尾さんと同じ1枚の写真に収まっていると思うと嬉しいような恥ずかしいような…  私と同じように思っている方がたくさんいらっしゃるのでしょうね。  サイン会では母が「お姫様のような手」などと申しまして,失礼いたしました。そうそう,お話しした数日後にあの店の前を通りましたが,相変わらずお客さんがいっぱいいましたよ。 次に食べに来られるのはいつのことでしょうか!?
また来年も港が見える街でお会いできるのを楽しみにしています。本当にありがとうございました。
Commented by いつこ at 2006-09-03 21:45 x
妹尾さん、門司港に続き、長崎公演お疲れさまでした。どちらもレトロな雰囲気の中で異次元の世界に浸った一時。忘れられない素敵な夏の思い出をありがとうございました。
端島のお話。。妹尾さんがライヴで「魂は生き続けるのだから」と言われた言葉を思い出していました。。。長崎にて「納涼即興大会」で、あるテーマでどうしても弾いて頂きたかったのですが、競争率高く、残念。でも、またの楽しみにしておきます。「港めぐり何時まで続くか」とおっしゃらずに、ず〜っと続けて下さいね。
Commented by tea for two at 2006-09-04 13:24 x
9月1日にアップされてた日記に今頃気がついています。
毎日確認しているはずなのに・・なぜ??でしょうか。

端島といえば、もう10年くらい前でしょうか。大○しのぶさん主演のドラマで、その舞台になっていてすごく印象に残っています。
しのぶさん演じるヒロインが、かつて新婚生活を送り今は廃墟となっている島を訪ねるシーンでは、かつての生き生きした島での人々の生活ぶりを記録したフィルムと現在の廃墟となった島が交互に映し出され、なんの解説も台詞もないシーンに釘付けになりました。
誰も住む人がいなくなってるのに、想いや魂は残るのだと教えてくれた映像でした。

長崎では、花火のあとに雨、ですか?そういえば、初めて行った大阪・心斎橋での妹尾さんのコンサートのときは台風。その次に行った神戸布引ハーブ園でのコンサートでは、終わると同時に雷雲が近づいて、ロープウェーが止まりそうになり・・・。
どちらも忘れられない思い出となりました。
Commented at 2009-06-29 22:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by senoo1969 | 2006-09-01 19:14 | 港めぐり日誌 | Comments(13)

拝啓 初夏の候、セノオタケシです。2017年6月以降よりFBをメインに日々の出来事を綴っております、よろしくお願いします。


by 妹尾 武
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