友へ

まずはじめに、今回の東北関東大震災において、
被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げるとともに、
犠牲になられた方々と御遺族のみなさまに深くお悔やみを申し上げます。

1995年の阪神淡路大震災、
真っ先に帰省した実家がぐちゃぐちゃになってしまったあの頃の記憶が一瞬にして蘇りました。
人や車で先に進めない国道、焦げた匂い、黒い空。
あたりまえに存在していたはずのものがないという事実。

今回の被災地の中には、コンサートで度々訪れた場所もあるので、
言葉にならない気持ちでいっぱいです。
また、ライフラインが存続している東京で、
食料品の買い占めなどしてる人を目の辺りにすると、腹立たしさを通り越して虚しくなります。

「生きている。」
こんなにあたりまえのようで尊い幸せをいま一度噛み締めながら、
ひとつずつ、すこしずつ、ちっぽけなことでも、
自分に出来ることを今は精一杯、自分のため、誰かのため、やってゆこうと思います。

愛すべき僕の故郷、神戸。
16年前は見渡す限り、あちこちから黒い煙が上り、
両親は空襲の時のようだと言葉をなくしていました。
僕も友を亡くして何度も立ち止まり、泣きました。
変わり果てた冬の街を歩いているうちに涙も出なくなりました。
その年に咲いた桜に、生命の尊さを知りました。
いろんな人に支えられました。
そして、命ある限り強い心を持って歩いて行かねばならぬと思いました。

どんなに世界が変わり果てても、明日はやって来ます。
今はただ、少しでも早く被災地に希望の光が射すことを願うばかりです。


重ね合う祈りは、時空さえ超えてゆくと信じて。


三月 十四日  妹尾 武
by senoo1969 | 2011-03-14 20:02 | ご挨拶

拝啓 初夏の候、セノオタケシです。2017年6月以降よりFBをメインに日々の出来事を綴っております、よろしくお願いします。


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